皆さんは目元のお悩みはありますか。
最近は、仕事中にパソコンを使用するだけではなく、プライベートでもスマートフォンを使用することから目元のお悩みは増えるばかりですよね。
中でも、様々な理由から引き起こされるクマは女性も男性も悩まれるのではないでしょうか。
そんなクマが出来る原因を追求し、改善方法を見ていきましょう。
目のクマの原因や治し方!効果的なツボ押しマッサージ解消法
クマが出来る原因は様々な理由があります。
もともと彫りが深い顔立ちである場合は、実際にクマができているのではなく、影ができてそう見えていることもあります。
しかし、ほとんどの人に当てはまるのは
血行不良によるものです。
この血行不良がどのように起きているかというのが、皆さんそれぞれにある原因といえます。
- 寝不足
- パソコンやスマホによる長時間の目の酷使
- 疲労
- 冷え、冷え症
- ストレス
などから、血行不良が起きます。
血行不良により、血の巡りが悪くなると血液の色は綺麗な赤色ではなく、酸素が行き渡っていないためどす黒い色味になります。
肌がくすんで見えるのは、このどす黒くなってしまった血液が肌から透けて見えた時にそう感じるからです。
さらに、目元は皮膚が薄いことから顔全体よりも更に暗く見えるんです。
それを私たちがクマと呼んでいるんですね。
特に女性は、月経前や月経時に体の冷えを感じたり、血流が非常に悪くなります。
その時だけクマが気になるという方も多いでしょう。
あとは、こちらも女性に当てはまることが多いですが、色素沈着によるクマです。
毎日目の周りのメイクをしっかりしていると、きちんとクレンジングしているようで落としきれていないメイクが色素沈着してクマに繋がっている場合もあります。
また、メイクをきちんと落とそうと思ってこすり過ぎることもかえって色素沈着を引き起こす原因になっていることもあります。
なので、目元のメイクを落とすときは、
ポイントメイクリムーバーを使用して、こすらないようにコットンに汚れを染み込ませるように優しく押さえて落としてください。
さらに、目をこする動作はメイクをしていない男性もついついしてしまうものです。
目にゴミが入った時とか、疲れている時とか目を必要以上にこすり過ぎると、摩擦によるクマができてしまいます。
先に述べた、彫りが深い人に起こる影と同じですが、目元周りが乾燥したりすることで出来る小ジワも、シワによる凹凸で出来る陰が目元周りを暗く見せています。
クマを治す方法は?
このような様々な理由から生まれるクマを治すにはどのようなことに気をつけて生活するのが良いのでしょうか。
実は、目のクマには種類があります。
その見分け方は、色です。
- 茶グマ
- 青グマ
- 黒クマ
と分けることができます。
肌を通した色味なので、はっきりと青かったり、黒いというわけではありませんが、この色味を別に解消法が変わってきます。
茶グマを解消する方法
一般的に茶グマは「色素沈着を起こしたクマ」を指します。
このような色素沈着が理由となるクマは、
シミを改善させるスキンケアを使用することです。
美白効果のある目元用クリームなどを使用して、少しずつ色素沈着か改善されていくことを期待しましょう。
それでも、即効性を重視される方や、なかなかスキンケアを続けていても効果が得られないと気になる方は、痛みを伴うこととコストがかかるというリスクはありますが、レーザー治療をお勧めします。
青グマを解消する方法
多くの人が当てはまるこの青グマの原因は、目元周りの血行不良によるものです。
滞った血流が肌から透けて見えた時に青く見えるから青グマと呼ばれます。
先に述べましたように、血流の不良は様々な要因が関係していますので、自分に当てはまる部分を改善に導くことが青グマの解消法です。
仕事でパソコンを長時間使用する方は、1時間に一回必ず目を休めるようにしたり、
休み時間に必要以上にスマホの画面を見ないようにする
など、少しだけでも当たり前になっている習慣を変えてみてはどうでしょうか。
そして、しっかりと睡眠をとり、疲れがたまらないような生活を心がけましょう。
黒クマの解消法
黒クマの原因は、老化や疲れからくる目の下のたるみと言えます。
目元にシワができたり、たるみが起きるとその陰が目元周りを暗くします。
加齢による目の周りの筋肉の衰えと、目を酷使しすぎて、まばたきの回数が少なくなり、目の周りの筋力が落ちてたるみにつながります。
老化だけではなく、最近のネット社会が作っているとも言える黒クマです。
このたるみは、なかなか隠すことができません。
ヒアルロン酸を注入してハリを直接復活させることが1番先決ですが、目元周りというデリケートな部分なので慎重になりますよね。
実は、目元を少しずつスッキリさせるためにはツボ押しマッサージが効果的で、目の下のたるみの解消にも繋がるんです。
クマを改善するツボがあるの?
目の下のたるみを改善するツボがあります。
- 目頭に人差し指の腹の部分を当てます。
「救後(きゅうご)」というツボが、目尻の斜め下の骨のくぼみにあります。 - ここを通って目尻に向かって優しく弾くように押します。
- この行程を5回ほど繰り返します。

リラックスしている時間に、気がついた時で良いのでツボ押しマッサージをしてあげましょう。
たるみ以外のクマにも効くツボも幾つかあります。
最近、綿棒を使ったツボ押しが、簡単で美容鍼を行うような効果があると話題です。
目元も非常にデリケートな場所であることと、ピンポイントでツボを押さえることができるので綿棒を使用してみましょう。
メイク前に行うことで、血流が良くなりスッキリとした目元とくすみが飛んでメイクのノリも良くなります。
10秒間ほど押さえて、痛気持ち良いと感じる程度でやめましょう。
やりすぎは禁物です。
下まぶたの瞳孔のちょうど真下1センチのところで、頬骨の上あたりのツボを綿棒でおさえます。
押す時には、斜め上に押し上げるように10秒間押します。
他には
【晴明(せいめい)】

鼻の付け根と目頭の間の窪んだ場所にあるツボを指します。
眼精疲労に効果的で、左右両方のツボをおさえます。
【太陽(たいよう)】

左右の目尻、こめかみの辺りの骨が少し窪んだ所にあるツボです。
側頭部の血行を促し、クマの改善と頭痛にも効果的です。
左右両方のツボをおさえます。
【四白(しはく)】

左右の瞳の中心から下にたどって、骨のへりの部分から1.5センチ程下にある骨の際のわずかなくぼみにあるツボです。
眼精疲労や、目の下のたるみに効果的です。
左右それぞれのツボをおさえます。
というように、目元をすっきりさせるツボは目の周りにたくさんあります。
ぜひ、仕事の合間や、お風呂の時間などに試してみてください。
ただツボを押すだけですが、かなりの効果が得れます。
まとめ
目元の疲れは、パソコンやスマートフォンを常時使用する私たちにとって、切っても切り離せない問題です。
この目の疲れから血行不良を起こし、目のクマの原因となります。
この疲れが蓄積すると、目元の筋肉が衰えて、目の下のたるみを作ります。
このたるみによる影でできるクマは、なかなか隠すことも出来ません。
今できているクマだけではなく、クマが解消され、出来にくくなるような生活を目指してクマの原因が蓄積しないようにしましょう。